ポイ活・キャッシュレス

ポイ活は実際いくら貯まる?公開調査で見る月額の分布と、始める順番

更新日 2026.10.15 出典:GMOメディア(2025年)/フルーツメール(2025年)/経済産業省

公開:2026年10月|最終更新:2026年10月

本文の数字は2026年10月時点の公表資料・公式ページと照合しています。

制度や料金は変わることがあるため、手続きの前に公式ページで最新の条件を確認してください。

月1,000円相当以上は貯めている人の約半数、最も多いのは1,000〜4,999円の帯

GMOメディア「ポイ活に関する調査」(2025年)によると、ポイントを貯めている人のうち、月に1,000円相当以上を貯めている人は46.9%で、最も多いのは「1,000円〜4,999円」の36.3%となっています。5,000円以上は10.6%でした。フルーツメールの調査(2025年)でも「1,000円〜5,000円未満」が33.30%と最も多く、500円未満と500円〜1,000円未満を合わせると47.72%でした。

どちらもポイントサービスを運営する会社によるインターネット調査で、GMOメディアは自社が連携するサイトの利用者に、フルーツメールはFreeasyで全国の18〜59歳の男女に聞いています。ポイ活をしていない人を含む全体の平均ではなく、「ポイ活をしている人の中での分布」として読む必要があります。

2つの公開調査を並べた月額の分布

金額帯をそろえて並べると、次のとおりです。

(単位:%)

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1カ月に貯まるポイント(円換算)GMOメディア(2025年)フルーツメール(2025年)
500円未満31.6(※1)19.74
500円〜999円21.527.98
1,000円〜4,999円36.333.30
5,000円〜9,999円7.112.80
10,000円以上3.5(※2)6.18(※3)

各調査で最も多い金額帯

<出典:GMOメディア「ポイ活に関する調査」(2025年)/フルーツメール「ポイ活に関するアンケート調査」(2025年)>

  • ※1 GMOメディアの公表区分「100円未満」8.7%と「100円〜499円」22.9%の合計です。
  • ※2 GMOメディアの公表区分「10,000円〜29,999円」2.8%と「30,000円以上」0.7%の合計です。
  • ※3 フルーツメールの公表区分「10,000円〜50,000円未満」4.45%、「50,000円〜100,000円未満」1.08%、「100,000円以上」0.65%の合計です。

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項目GMOメディアフルーツメール
調査時期2025年6月16日〜22日2025年1月10日
対象10代〜60代の5,468人(GMOリピータス連携サイトの利用者)全国の18〜59歳の1,000人(直近半年のポイントサイト利用を聞く設問あり)
方法インターネット調査インターネット調査(Freeasy)
金額の設問の回答者数4,172人(ポイントを貯めている人への設問)922人(直近半年にポイントサイトを利用したことがある人)

<出典:各社の調査公表資料>

フルーツメールの調査は「ポイントサイトユーザーは、どんな方法でいくら稼いでいる?」で公表されています。2つの調査は対象も時期も違いますが、どちらも「1,000円〜5,000円未満」が最も多い点は共通しています。同じ金額帯で比べると、5,000円〜9,999円はGMOメディアが7.1%、フルーツメールが12.80%、10,000円以上は3.5%と6.18%で、高い金額帯の割合は調査によって差があります。

ポイントは主にキャッシュレスの支払いで貯まります

ポイントサービスは、買い物や支払いの金額に応じて、次の支払いに使えるポイントを付ける仕組みです。GMOメディアの調査でも、ポイントを貯めている理由で最も多かったのは「ポイントが貯まるキャッシュレス決済を利用するから」(70.4%)でした。

キャッシュレスの支払いそのものも広がっています。

「2025年のキャッシュレス決済比率は堅調に上昇し、58.0%(162.7兆円)となりました。」——経済産業省「2025年のキャッシュレス決済比率を算出しました」(2026年)

この58.0%は、2025年12月に見直された「国内指標」による値です。同じ発表の参考資料「キャッシュレス決済額・比率の内訳の推移(2010~2025年)」(Excel)によると、2024年までと同じ「国際比較指標」で計算した2025年の比率は46.3%(2024年は42.8%)となっています。

同じ発表によると、キャッシュレス決済額の内訳はクレジットカードが82.7%、コード決済が10.2%、電子マネーが3.7%、デビットカードが3.4%となっています。

支払いをまとめた場合に貯まる額の試算

次の前提を置いて計算します。

  • 毎月の生活費のうち、カードやコード決済で払える額を10万円・15万円・20万円の3通りとする
  • 還元率は0.5%(200円につき1ポイント)と1.0%(100円につき1ポイント)、1ポイント=1円相当とする
  • ポイントサイトのアンケートや広告案件は含めない

(単位:円)

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月の決済額還元率0.5%還元率1.0%
100,0005001,000
150,0007501,500
200,0001,0002,000

<出典:記事内の試算(前提は表の上に記載)>

この前提では、還元率1.0%なら月10万円の支払いをまとめるだけで、調査で最も多い「1,000円〜4,999円」の帯の下限に届きます。還元率0.5%では、同じ帯に入るには月20万円の支払いが必要です。

参考までに、総務省「家計調査」(2025年)の第1表(単身世帯)によると、単身世帯のうち勤労者世帯の消費支出は1カ月平均で約19.15万円となっています。このうち家賃のように口座振替が中心の支出もあるため、実際にカードなどで払える額は家計ごとに違います。

始める順番

ポイ活は、支出を増やさずに済む手順から始めると、貯まったポイントがそのまま家計の助けになります。

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順番やること確認すること
1今の支払い方法と、持っているポイントを書き出す支払いごとの決済手段、ポイントの残高と有効期限
2固定費と日常の支払いを1つの決済手段にまとめる支払い先ごとのポイント付与の有無、還元率
3貯めたポイントの使い道を決める有効期限、1ポイントあたりの価値(交換先で変わる場合がある)
4ポイントサイトやアンケートは条件を読んでから使う付与の条件、定期購入や無料期間つきの契約が含まれていないか

2の「まとめる」は、ポイントのために新しく買い物を増やすことではありません。固定費の支払い先を見直す手順は「最初に見直す固定費はどれ?」で、年会費のかかるカードで還元率を上げる場合の計算は「年会費のあるカードは元が取れる?」で整理しています。

相談事例から見る注意点

国民生活センターは、2021年3月に消費者庁の「インターネット消費者取引連絡会」でポイントサービスの相談事例を報告しています。PIO-NET(全国の消費生活相談のデータベース)に登録された「ポイントサービス」に関する相談は、2019年度に4,608件でした。事例は大きく次の3つに分かれ、それぞれ避ける方法があります。

1. ポイントのために登録したサイトが解約できない: ポイントをもらう条件として複数のサイトへの登録を求められ、無料期間中に解約しようとしても方法がわからなかった事例です。同じ資料には、無料期間中に解約したのに料金が発生したという相談も載っています。登録する前に、各サイトの解約方法と無料期間の終了日を書き残しておくと避けられます。記録のしかたは「サブスクの解約し忘れはどう防ぐ?」の4項目が使えます。

2. 低価格の商品が定期購入だった: 200円の商品を注文したところ、4回の購入が条件の定期購入で、総額が約1万円だった事例があります。申込み画面で「定期購入」「◯回の購入が条件」といった表示と、総額を確認してから注文すると避けられます。

3. ポイントが付与されない・失効する: 条件を満たしたと思っていたのにポイントが付かない、有効期限が切れた、アカウント停止で使えなくなった、という相談です。付与の条件と期限を申込み前に画面で残し、貯まったポイントは期限の前に使い道を決めておくと、失効を減らせます。

次にやること

  1. クレジットカード、コード決済、共通ポイントのアプリで、今持っているポイントの残高と有効期限を確認する
  2. 毎月の支払いのうち、カードやコード決済に切り替えられるものに印を付ける(口座振替のみの支払いは除く)
  3. ポイントサイトを使う場合は、案件ごとに付与条件と解約方法を確認してから申し込む

この記事の作り方

  • 数字は官公庁・業界団体などの公表資料から引用し、記事ごとに出典名と年を明記しています。
  • 出典の最新版が出たら数字を確認し、更新日を書き換えます。
  • 特定の商品の購入や投資をすすめる記事ではありません。

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